100年以上にわたり、キリスト教を基盤とした豊かな人間性を育む教育を発展させてきたルーテル学院大学では、キリスト教の深い人間理解を通じて、人々の生活に寄り添う社会福祉と、こころの悩みに寄り添う臨床心理を包括的に学び、心と福祉と魂の高度な専門家を養成します。
学生一人ひとりを見守り、育てたいという想いから、1学年90人の少人数教育にこだわっています。
教員1人あたりの学生数約3人という割合なので、何か分からないことがあっても気軽に教員に確認できるという環境が、質の高い学習効果を生みます。
また、1学年90人の少人数だからこそ、学生一人ひとりの可能性を広げる4年間継続した指導が可能です。
大学1、2年次は社会福祉や基礎心理について学んでいました。3年次から心理学の専門的なことを学びました。
特に印象に残っているのが、カウンセリングの授業です。
過去の事例をペアで模擬的にカウンセリングを行うのですが、実践的に学ぶことができ、現在の仕事に活きています。
実習では、その日の出来事や感想を先生に報告するのですが、丁寧に回答してくれ、次の実習までの改善にとても役立ちました。
また、少人数制だったので、先生との距離が近く、相談や質問もしやすく、提出したレポートに対しても詳しく指導してくれたので、本当に勉強になりました。
同じ目標を持ったクラスメイトと勉強できたのも励みになり、勉強しやすい環境でした。
高校時代から、心理カウンセラーの仕事に興味を持ち、少人数で学べる環境があるルーテル学院大学を選びました。
大学では、早い時期から臨床心理士になることを決意し、専門科目を中心に学びました。
現在は、こども支援センターの教育相談員として子ども達と関わりながら、保護者と面接を行い、不登校やいじめ、学習の遅れなど、教育上の悩みについて助言をする仕事をしています。
これらの業務では、大学で行った臨床体験の実習が役に立っています。中でも、知能検査や心理面接の実施を通じて習得した知識は、想像していた以上に活きていると感じます。
ルーテル学院大学では、専門的な知識と高度な技術を身に付けることができます。
自分の中で何かひとつ軸となる考えを持ち、目標に向かって頑張ってください。
はじめは「人の役に立ちたい」「子どもと関わりたい」という漠然としたイメージだけでしたが、ルーテル学院大学を見学し、社会福祉を通して子どもと関わる仕事に興味が湧き、入学を決めました。
在学中は手話サークル活動や児童養護施設での実習を経験し、徐々にやりたいことが明確になったように思います。
現在は児童指導員として、家族と暮らすことのできない子どもたちの支援をしています。
業務を通じて、改めてソーシャルワーカーの専門的な知識の必要性を感じ、日々勉強を続けています。
私はルーテル学院大学でとても充実した4年間を過ごすことができました。
皆さんにも、自分の目で見て、肌で感じて入学を決めてほしいと思います。
高校1年生の頃、被爆体験者から話を聞いたことがきっかけで福祉に興味を持ち、授業の内容と穏やかな雰囲気が印象的だったルーテル学院大学に入りました。
在学中は主に精神保健福祉について学び、実習も経験しました。現在は社会福祉協議会で地域福祉コーディネーターとして、住民から地域活動に関するあらゆる相談を受けています。
大学で学んだお互いを尊重し合う精神や地域福祉論は、多様な個人で構成される地域づくりを住民とともに進める今の仕事に活きていると感じています。
ルーテル学院大学では、学生の立場に立って親身に教えてくださる先生や、たくさんの仲間との出会いが待っています。
ぜひ、多くのことを学び、ソーシャルワーカーとして一緒に働きましょう!
福祉の国家資格を目指す学生には社会福祉の現場実習、公認心理師や臨床心理士、心理関係職を目指す学生には学部教育レベルでも10年以上の実績のある心理実習が用意されています。
実習前の準備教育での演習を取り入れた実践的な授業や実習を通して、受容と共感などの対人援助職としての姿勢、自分の考えを人に伝える力、深く考察する力が育ちます。
臨床心理コースは、人のこころの成り立ちと働きの理解を深めるため、様々な領域の心理学、こころの状態を知るために必要な、こころの支援(ケア)のための心理療法・面接技法などを学ぶコースです。
(1) 人間の心の働きの理解と研究
(2) 心理的援助の方法
(3) 臨床心理士・公認心理師になるための基礎教育
福祉相談援助コースは、社会福祉の領域における、
相談援助(ソーシャルワーク)の学びを深めるコースです。
(1) ソーシャルワーク(相談援助の方法)
(2) 病気・障害・貧困・虐待への対応
(3) 保健・医療・教育の専門職との協働
地域福祉開発コースは、暮らしの視点で地域づくりに貢献し、地域住民が“幸せな生活”を送るための手助けとなる地域を基盤とした対人援助について学ぶコースです。
(1) 多文化共生のまちづくり
(2) 福祉サービスの開発・推進
(3) 安心して暮らし続けられるコミュニティづくり
子ども支援コースは、子どもが健全に成長し、家族が幸せに生活を送るために必要な対人援助について学ぶコースです。
(1) 子どもと家族を支援する方法
(2) 傷ついた子供のケア
(3) 国際的な課題の理解と支援
人間の総合的・包括的理解に立って、他者援助を行う人材を養成することを目的とする本学の教育の中で、特に「魂」や、スピリチュアルな課題、宗教的な事柄についての理解を深め、人間とその「いのち」の問題を探求するコースです。
(1) 聖書の世界
(2) 西洋の思想・芸術・文化・社会
(3) いのちと倫理、生と死
ルーテル学院大学
〒181-0015 東京都三鷹市大沢3-10-20
TEL 0422-32-2949(企画広報センター)